１１月１８日（火）、１１月２５日（火）の２週連続で講座を開催しました。

　１回目は、小平駅前で喫茶店「永田珈琲俱楽部　ぽえむ」の店長を講師としてお招きし、珈琲の歴史や基礎知識を学びました。珈琲の美味しい淹れ方の実演を見た後、一人一杯ずつ自分のために珈琲を淹れる体験をしました。講座には10人が参加され、「自分のためにこんなに丁寧に珈琲を淹れたことは初めて」、「普段はコーヒーメーカーに頼ってばかりだったから、ゆっくり注いで入れてみると香りも良く、気分も上がってきた」など、参加者からは新鮮でとても楽しい体験だったというお声をたくさんいただきました。

  ２回目は居場所づくりの実践編。居場所運営団体「カフェ花みなみ」の皆さんを講師としてお招きし、地域のボランティアから学ぶ「人が集まる場づくり」のコツを学びました。実際の運営立ち上げの経緯、メンバーをどのようにして集めたか、また実際に運営してみた感想や参加者からのお声も聞かせていただきました。講話の後は、お客様役と運営スタッフ役に分かれ、「カフェ・ブラッと」の運営疑似体験に挑戦。チームごとに役割分担を決め、お客様との会話選びのコツなど、ボランティアの方からアドバイスいただきながら実践しました。和やかな「カフェ・ブラッと」の運営ができました。

   今回の講座は、日々地域の声を聞いている、社協CSWと協働して企画を開催しました。高齢化社会、電子機器の普及などで、人と人とのつながりが疎遠になりつつある今、あらためて「地域の居場所」の必要性、大切さを参加者の皆さんも感じていただけたようです。今回の講座が、東部地区での「誰もが集える新しい居場所」が増えるきっかけの講座となればと思っております。