3月この指とまれ!「ガイドヘルプ体験してみませんか?」〜支援したい・その時あなたができること〜ご報告
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2024年05月02日掲載
3月この指とまれ!「ガイドヘルプ体験してみませんか」〜支援したい・その時あなたができること〜ご報告
3月19日(火)に、西部ボランティアコーナーにおいて、3月この指とまれ!「ガイドヘルプ体験してみませんか?」〜支援したい・その時あなたができること〜講座を開催しました。
講師には、視覚障がいのある方をサポートする活動や、市内小中学校での福祉体験学習等を行い、視覚障がい者理解のための活動をしているガイドヘルプボランティア「あい」(本会登録団体)の皆さんにご協力をいただきました。
はじめに、「あい」のメンバーにガイドヘルプ歩行のデモンストレーションをしていただきました。
アイマスクの付け方やガイドの方法などの諸注意の後に、視覚障がい者(アイマスク着用)とサポートするガイドヘルパーが二人一組になり、ほのぼの館の外で狭い歩道や音声付き横断歩道、階段などを途中で交代しながら体験しました。
視覚障がい者(に限らず困っている方)にまちでお会いしたら、「何かお手伝いしましょうか」「どこまで行くのですか」と、まずは声をかけましょう。
お手伝いを「お願いします」と言われたら、どの様にしてほしいのかを聞きます。突然身体を触るとびっくりしてしまうので、肩などにそっと触れたり軽くたたくと良いそうです。
外出先で困るのはトイレです。
慣れない場所のトイレでは中の様子を説明します。洋式か和式か、トイレットペーパーや水を流すレバーの位置など一緒に手で触れて教えましょう。
ユニバーサルグッズの紹介では、音声や針に直接触れられる時計や体温計の説明がありました。そのほかにも、牛乳パックには開口部の反対側に切り込みがありますが、ジュースやほかの飲料パックには切り込みがないこと、シャンプーの容器には側面に目盛りのような印がついていてリンスにはないことなど、ユニバーサルグッズが私たちの身近なところにあることを知りました。
小平市のごみ袋にも触るとわかる目印がついています。触れることで容量や可燃ごみ、不燃ごみの区別がわかるようになっています。参加者からも「知らなかった」という驚きの声があがりました。
◆参加者の感想
・ガイド役の時、方向を示すときに「こっち」「あっち」と言ってしまい、「どっちかわからない」と不安にさせてしまいました。言葉かけが大事だと思った。
・アイマスクを付けたら光が感じられないので、目をつむった感覚と違った。
・先にガイドしたときに歩いていて説明ができなかったので、下見が必要だと思った。
・耳から入る音が情報として頼りになるので敏感になる。
・点字ブロックの大事さに気づいた。
◆講師から
ガイドされる方にとって、街の様子や咲いている花などを説明しながら歩いていただくととても楽しいとのことです。どんな小さなことでも見たまま説明してもらうと、次に通った時の目印になるそうです。
・初めて行く場所をガイドするときには必ず下見をします。色々な情報を把握することが大切で、街の様子を説明しながら歩くことで信頼関係も築けます。
・「あい」のメンバーには視覚障がい者もいますが、毎年福祉体験学習や街頭募金などのボランティア活動に参加しています。障がいの有無にかかわらず、ボランティア活動を楽しんでいます。
*ガイドヘルプは、視覚障がい者に限らず高齢者にとっても役に立つ支援方法のひとつです。まずは、「何かお手伝いしましょうか」と声をかけることからはじめてみましょう。
団体の活動に関心のある方は見学等できますので、お問い合わせください。
【問合せ】
社会福祉法人 小平市社会福祉協議会
西部ボランティアコーナー(祝日を除く月〜金曜日 午前9時〜午後5時)
小平市小川西町5−39−3 ほのぼの館内
☎042−347−7858
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